2025/6/21-6/29

水の記憶 – 黒川ツナ子個展

水の記憶

水の記憶

 

2025/6/21(土)  – 6/29(日)
13:00 – 19:00 (最終日~17:00)
@Star Poets Gallery KYOTO

 


6/21(土) 15:00~17:00 夏至の日のオープニングセレモニー

Sara Satomi〜水の記憶のセレブレーション/クリスタルボウルとうた
黒川ツナ子アーティストトーク
2,500円(お茶とお菓子付き)
ご予約はこちら>


 

今回の個展に寄せて

 

昨年のこと
ずっと小さな作品ばかりを描いていた私の前に、突然大きな屏風や衝立が使った事もない大量の岩絵具と共に現れました。
これも何かのご縁、とそれからは使い慣れない絵の具と共に大きな画面にひたすら向き合う日々が始まりました。
そうしていく中で、動物たちに心を寄せ、筆の向くままに描き上がったのが「水の記憶」という作品でした。

 

今年になり
この度の個展が決まり、中心に据える作品をどれにするかを決めるミーティングで 「いま大切なことを思い出すとき」というワードが出た時、まずこの作品が浮かびました。
そしてあらためて他の作品を見た時、どの作品にも無意識に「水」を連想させるような表現をしている事に気がつきました。
ああ、全部が繋がっている、とあらためて思いました。
水は全てを記憶しているといいます。
地球は水の星、そして私たちもほぼ水でできています。
水の記憶に向き合う。
それは自分にも向き合うこと。
そして大切な何かを思い出す。
きっといまの私たちにはそれが必要だと思うのです。

 

黒川ツナ子

 

水の記憶
水の記憶
「雨 ー水色の音」(水の記憶裏)
雨 ー水色の音(水の記憶裏)
お陽さまのかおる日に
お陽さまのかおる日に
ゆだね ひらき はなつ
ゆだね ひらき はなつ

一粒の波紋から 調和へ

催花雨(さいかう)

 

黒川ツナ子 Profile

黒川ツナ子

1974年岡山県生まれ
1995年京都芸術短期大学ビジュアルデザイン科卒業
20代後半、結婚を機に当時勤めていたデザイン会社を退職し、専業主婦になる
長女、次女を出産、主婦として子育て中心の生活を送る中で、友人や知人から不定期に依頼を受けてイラストやデザイン、書の制作を行う
絵を描く事は自分との対話であり、子供とのコミュニケーションツールでもあった

 

少しずつオリジナルの作品が増えていく中で、ご縁に導かれるまま京都を中心に原画展や原画の展示イベントを主催したり参加したりしていくようになる

 

そして原画の展示イベントを年に数回のペースで行うようになっていた頃、杉本彩さんと出会い、動物愛護・福祉の活動に協力、参加するようになる
彼女が代表を務める公益財団法人動物環境福祉協会Evaのグッズや啓発動画へのイラスト提供
2021年より3年間にわたり、Evaオリジナルカレンダーの作画制作を担当する

 

2022年春より、拝観時の住蓮山安楽寺にて、御朱印を書かせていただいている
また同時期より安楽寺に伝わる
「九相図」「安楽寺縁起絵」
復元プロジェクトに制作スタッフとして参加する

 

2023年 秋より「安楽寺縁起絵」を前任者より引き継ぎ完成、奉納する

 

2024年 株式会社ヌースコーポレーション機関誌「ヌースな暮らし、ゆったり時間」の表紙に採用
5月 京都Star Poets Galleryにて個展「遠い日の約束」
6月 京町家Salon de 新門前にて個展「深いところへ」
9月 京都Star Poets Galleryにて動物愛護週間へ向けて「黒川ツナ子が描く動物たち」展
10月 京町家Salon de 新門前にて個展「2階で描いた屏風たち」
10月 喫茶ヒトクチヤ階段ギャラリーにて個展「やわらかく やさしく あるもの」
11月 住蓮山安楽寺にてイベント参加「ミャウゼ」
11月 住蓮山安楽寺にて三人展「安楽寺三人展」

 

2025年1月・4月 Panasonicショウルーム京都イベント「アートプレイスイベント〜衣食住をアートすると毎日のくらしが変わる〜」に作品出展
6月以後年末まで数回の個展を控えている

 


私の作品全てに共通するテーマは
『Pray for happiness ~祈り~』です

 

いろいろな色が重なり合って生まれる色
その中のわずかな一色がなくてもその色は生まれません
自分が自分の色であり、お互いの色を尊重し合えば、きっとそれは調和した美しい世界になる
そんな思いで絵を描いています


 

Sara Profile(Sara Satomi )

ヴォイスとクリスタルボウルで調和の響きを奏でるサウンドヒーラー/シンガー
宮城県出身。

2007年よりサウンドヒーラーとして活動開始。日本全国で多くの人たちに音の癒しのセッション・レッスン・WSを提供している。

2011年 3月地元宮城県で東北大震災を経験、大きな変容を経て2017年より活動拠点を京都に移す。

2021年 ピニスト髙橋賢一と即興演奏ユニット Eudaemonia. 結成。2022年12月 1st アルバム 「an open book」リリース。京都を中心に演奏活動を続けている。

こどもの頃から世界を音で体験しており、その独特な雰囲気や繊細な表現は聴くものを時空を超えた癒しと安らぎの旅へと誘う。

 

翻訳家として訳書にトム・ケニオン著「マグダラの書」、ジャスムヒーン著「神々の食べ物」などがある。

 


 

水の記憶 - 黒川ツナ子個展 水の記憶 - 黒川ツナ子個展