2018/4/24(火)-29(日)
10:30 – 20:30(最終日~18:00)
会場:アートスペース余花庵
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オープニングレセプションパーティー
4/24(火) 17:00 – 21:00
Special Live ; MONJEU(モンジュー)
フランスの大衆音楽として歴史的背景を持つ『バル・ミュゼット』をベースに、
ジャズ、ジプシー音楽、タンゴ、ブルースなど、様々な要素を取り入れたユニークな音を奏でるトリオ
当日はTOMOKOの作品たちとの対話から空間を自在に奏でてくれるでしょう。
http://www.takamasamiwa.com/monjeu/
Eda Tomoko が”SUMI”のグラデーションに隠した秘密。
あなたの内側から滴る何かと一致したら、それは元素の死角。
無数の色彩の波が溢れでるのを視るだろう。
Star Poets Gallery
TOMOKO EDA SOLO EXHIBITION “SUMI”によせて
和紙に描かれた墨は、究極の簡素さゆえに美しく、力強く、しなやか、
いつも絵の完成をみるたびに、墨が生きものであることを痛感します。
墨は手強い、それでも描かずにいられないのは、いつか墨と自分が一体となり
「これが私」と言える作品が生まれるという希望があるからです。
それを目指して試行錯誤する日々ですが、どの作品もエネルギーと情熱を注ぎ込んだ可愛い子供達です。
今回、これらの作品を皆様に観ていただける機会に恵まれました事は、私にとりましてこの上ない喜びでございます。
江田 朋百香
江田 朋百香 Profile
1955年生まれ
神奈川県横浜市在住
幼い頃より叔父である洋画家、長岡忠三郎に水彩画を師事。
その後、画家、故・熊川昭典氏に油絵を師事。
短大卒業後は実家の日本料理店を手伝いながら絵を描く時を過ごす。
1979年結婚後、子育てを経てからのち1992年植物画に出会う。
以来13年間、植物画に魅了され個展やグループ展で発表。
スコットランド北東部にあるエコビレッジ、フィンドホーン・コミュニティへの旅をきっかけに、
自己の内的プロセスを描写する様々な素材を用いた独自のミクストメディア制作に入る。
また2016年には5年の歳月をかけて描いた78枚の大作「京都タロット原画展」を京都/烏丸御池にて発表。
(現在”京都タロット”カード制作に向けてプロジェクト進行中)
今回は新シリーズ”SUMIART”の新作展示となる。
JIAS 日本国際美術家協会会員
<画歴>
1992年 | 植物画家 故・佐藤廣喜氏、佐々木啓子氏に師事。 |
1994年 | この年より毎年、京橋ギャラリークボタにてグループ展に出品 (2005年まで) |
2002年 | JGSボタニカルアートコンテスト 優秀賞 |
2004年 | 銀座ギャラリー・アガペーにて植物画家、藤田規子氏と「二人展」 |
2005年 | JIAS日本国際美術家協会主催、日・仏現代美術世界展出品 東京青山スパイラルで開催 以後、毎年出品 |
2006年 | 表参道、ラ・ベルモエにて個展「たまゆら」 太子堂、Star Poets Galleryにて個展「フィンドホーンの風」 箱根神社に「龍の夢」ご奉納 |
2007年 | 自由が丘、2nd Stage にて「朋百香・個展」 代官山ヒルサイドテラスにて個展「花鳥風月」 |
2009年 | 京都の作家、岩倉ミケ氏監修のもと和のタロットカードの制作に入る。 第17回パリ国際サロン 出品 以後、毎年出品 |
2011年 | 第41回 メキシコ美術賞展 優秀賞受賞 宮崎県、大御神社に「アマテラス」ご奉納 |
2012年 | サロン・ドトーヌ入選 パリ、シャンゼリゼ通りにて開催 以後毎年出品 |
2014年 | 「京都タロット」全78枚の作画完成 第28回 パリ国際サロン、個展部門出品、パリ3区マレ地区にて開催 |
2015年 | 第29回 パリ国際サロン「新エコールドパリ浮世・絵賞」受賞 |
2016年 | 「浮世・絵賞」を受賞した副賞として、NEPUの公認作家として1年間の国内外での広報活動。 秋にはパリ、ギャラリー・デュ・マレにてミニ個展部門に推薦出品。 京都タロット原画展〜宙のメサージュ〜 京都しまだいギャラリーにて開催(主催:スターポエッツギャラリー) |
2017年 | イタリア美術賞展大賞受賞 |
<出版物>
2008年 アーカイバル®画集(株式会社アーティー製作)「朋百香」
「ユニベール・デザール」編集長 パトリス・ド・ラ・ペリエール氏より
彼女の作品を構成する色彩の描線は、まるで花火のようだ。
それは砕け散り、ある力強さを放射する。それは我々が感じ、我々を沈考させるような力強さだ。
抽象画とは確かに、先入観やイメージの外にある概念を我々に想起させるものだ。
絵画とは何よりもまず、具象であれ抽象であれ、芸術愛好家たちにある種の感情や詩情を抱かせなくてはならない。
そして、この作者がこのアプローチに全霊を注いでいるのを我々は見る。
また、作品を感じとるということは、作る者の意識相と見る者の意識相に同時に委ねられるということを、我々はこのアーティストから教えられる。
パトリス・ド・ラ・ペリエール
「ユニベール・デザール」編集長