2017/7/22-23

シド・マリークラーク 2Days Workshop in 京都 – The Mystical Moment – 神秘的な瞬間

シド・マリークラーク 2Days Workshop in 京都
– The Mystical Moment –
神秘的な瞬間

日時 2017/7/22(土)& 7/23(日)

7/22(土) 11:00-18:00
7/23(日) 10:00-18:00

場所 Star Poets Gallery(京都市上京区)
参加費 2日間 45,000円(材料費・通訳代・消費税込)
定員 5名
受講資格 どなたでもご参加いただけます。
持ち物・服装
  • ぞうきん(絵の具でよごれても良いタオル)
  • こちらで画材をご用意致しますが、筆やハケをお持ち方はご持参下さい。
  • ダイナミックに絵を表現いただきますので、大きな筆もお勧めです。
  • 絵の具でよごれもかまわない服装をご用意ください。
お申し込み

こちらからお申し込み下さい>>

 

はじめに

京都のスターポエッツギャラリーにてようやくSiddのペインティングワークショップを開催できることになり大変嬉しいです。

何はともあれとにかく経験していただきたい。

私からは以上です。

 

そこで、長年にわたり、シドのワークのオーガナイザーとして、また通訳として自らもクリエイティブに活躍している三宿Unica Creative Space(旧スターポエッツコレクト)代表の眞田友恵さんのワークショップの内容についてのテキスト&ガイダンス

そしてシドからのメッセージを下記にご紹介いたします。
(Unicaのサイトよりこれまでのリトリートの内容などもご覧になれます。)
http://unica.link/tag/sidd-murray-clark/シド・マリークラーク

 

ぜひこの機会にご参加ください。

 

Star Poets Gallery 今村仁美

 


 

Creativity(創造性)は、人生における神秘と繋がり、溶け合う方法です。

私たちの中を行き交う夢のように、絵を描く体験を通して私たちはイメージを創り上げていきます。

私たち自身の本質が露わになるまで。

これが、本当の神秘的な瞬間とも言えるのです。

 

The Mystical Moment

Creativity is a way to engage and merge with the mysteries in life.

In the experience of painting we make images, which come and go like dreams.

Until an essence reveals itself.

This is a real moment of mystery.’

 

 

 

 

   

Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi

Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi

 

Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi
Photo © Satoko Noguchi

 
 

ワークショップの内容

  • 瞑想。アート:言葉のない内側へのコミュニケーション。
  • テーマに沿って、グループでまたは個人でアクリル絵具で心の思うままに絵を描きます。
  • 絵を楽しむ為のテクニックのアドバイス。
  • 瞑想的な意識から絵を描く事を通して、自分の内側と外側への自覚の探求。
  • 絵を描く事を通して、人生に置けるリスクとクリエイティビティへのバランスを確認。
  • 絵を描くことを通して、自分自身の無意識にあるブロックを開き認識することによって開放をうながします。
  • 参加した方の、個性をシェアすることにより、それぞれの才能を再確認できる視点をまなびます。
  • 自身の、オリジナリティ、エッセンスを享受し表現する。

シンプルな瞑想から始まります。
まずは自分の中の静寂なスペースをつくる所から始まります。
(シドがホールドするワークショップでは自然にそうなっていきます。)

 

そしてそのハートのスペースに対して絵を描いていく。
アートという制限のない世界に対して、目の前の紙という制限、時間という制限、色という制限を与えていく事で、
私たちは「作品」というものを生み出していくのです。
そのプロセスは、まさに人生のプロセスのうつし鏡となって
わたし達にかけがえのないものを静寂と動きのバランスをもって教えてくれます。

 

夢中になって絵を描いている時間で、自然に自分自身のハートのコアにあるあなたの「エッセンシャル」な領域にたどりつく体験です。

 

そのコアな部分に触れる事が、あなたの「オリジナリティー」や「エッセンス」に改めて出会うことになるのです。

 

そうすると自発的に自分自身のボーダーラインやクリエイティビティーを発見し、創造性が自然と沸き上がってきます。

 

シドが提供するこの時間は、個人的にも時代的にも大きなプロセスのうねりにいる私たちに、
真の意味でのナチュラルな創造性を体験させてくれ、自らの人生の舵をナチュラルにとる為の大きなヒントとなるはずです。

 

シド・マリークラークのワークショップを体験してくださった方々多くの方は言葉を失います。
その後言葉にできないハートの中でのセンセーションが溢れ出てくるのです。
そして自らが自発的にプロセスする事を促すのです。
シンプルであることがどれだけダイナミックなことか、をシドは教えてくれます。

 

To you all in Sidd Murray-Clark Workshop
シド・マリークラーク ワークショップへご参加の皆さんへ

For most people, first timers or old timers, trepidation and fear are part of first coming into a workshop.

Fear can be such a force – after all our survival depends on it.

However if we look deeper into that force which engages all of our energy, you may notice that this energy has or can have another quality.

It’s as if thrill and fear are very close to each other, excitement and risk go hand in hand.

Most of the time we don’t get to taste this intensity, but in my experience it is the momentum of our human longing to rise up, to feel the joy and the creative pulse of life.

 

私のワークショップに参加してくださるほとんどの方々 -初めてワークショップに参加した方々、またはこれまですでにご参加いただいた方々-にとって、「不安」や「怖れ」は、このワークショップでまず体験することの一部です。
「怖れ」は多大な力(フォース)になり得ます、それは、私たちが生きること-サバイバルが、すべてその多大な力に依存しているからです。
しかし、私たちが有する全てのエネルギーと関わるその力(フォース)をより深く見ていった時、この「怖れ」からくるエネルギーは、別の異なる質をすでに持っている、もしくは、持っている可能性があることを、私たちは理解することができます。
それはまるで、ゾクゾクするような興奮と怖れが互いに似通っているものであるかのように、興奮とリスクは連動しています。

日常を過ごす時間の中で、この激しい感覚を味わう機会は数少ないことでしょう。しかし私が自分の経験を通して思うことは、我々人間が起き上がること、そして、生きることの喜びと人生への創造的な鼓動を感じたい、という願望であるということです。

 

012

As we were exploring in the Nagoya workshops, opposites look for balance.
And so in the newness and excitement, self-doubt will also be there like a shadow.
In such moments of self-consciousness we are comparing ourselves to others – how else can we feel self-doubt?

 

前回名古屋のワークショップでは、相対するものの中にバランスを見出す探求をしました。
そして、新しい発見と興奮の中に、自分自身への疑いが、まるで影のように、そこにあったことを感じた人もいるでしょう。

そのような自分自身に気づいている瞬間の中で、私たちは自分と他の誰かを比べることをしていますが、一体これ以外のどのような方法で私たちは「自身を疑う」ということができるのでしょうか?

 

Thank you all so much for sharing this in your feed back in such a genuine and honest manner. Everyone was feeling this as part of the process but so ready not to get stuck in it.

Workshops and groups often crystallize how we think we are, sometimes bringing out a feeling of isolation as well as togetherness.
But it is nearly always our personalities rather than our beings.

 

皆さんが寄せてくださった感想のシェアリングへ、そしてとても純粋かつ正直な想いを伝えてくださったことへ、心から感謝します。

全ての人が、プロセスの一部として、先ほど書いた、自身を疑う-他者と比較する感覚を感じていましたね。

そして、その感覚に捕われすぎない準備がそれぞれにあったと感じます。

今回のような、ワークショップやグループで何かを行う時、私たちが自身をどのように考えているのかが結晶化されることが、しばしば起きます。
そして時に、孤独感とともに一体感ももたらします。

しかしそれらは、私たちそれぞれの「存在そのもの」から起こるというよりも、むしろそれは、それぞれの人格からやってきます。

 

013
Self-consciousness can freeze us.

And in the intimacy of a group there is the possibility to melt this feeling and to feel trust a little more.

We compare ourselves to others only when we are not in touch with our own nature.

As we begin to remember this naturalness again, even if only occasionally, we can then feel the balance between being true to ourselves and also connecting to the group, to knowing our boundaries and the boundless!

 

自意識は時に私たちを凍りつかせます。

そして、グループの中に起きる親密さは、この凍り付いた感覚を溶かし、あとほんの少しだけ信頼することへの可能性をもたらします。
私たちそれぞれが持つ本来の自然な質と共に居ない時、自分を他の誰かと比較するということをします。

その本来の自然な質を思い出しはじめると、本来の自分であることとグループに繋がる・属することの間に、また、自分自身の境界を知ることと、実はそのような境界などが無いことの間に、バランスを私たちは感じ始めます!

 

014
Everyone expresses themselves very differently, from the large and grand to the lightest breeze or whisper.

Being true to your way is such a relief!
Because you become natural and effortless, joyful and playful again!
There is no need to push it, rather relax into it and it starts to happen.
It was so wonderful to see you all make this switch.

 

皆さんそれぞれが、時に大きく壮大であったり、または時に軽やかなそよ風やささやきのようでありながら、自身を異なる形で表現します。

自分にとって真実の表現方法を選択することは、安心感をもたらします!

なぜなら、あなたが再び、自然に、努力なしに、楽しんで、遊び心満載でいられるからです!

そうであるために自分自身をプッシュする必要などなく、むしろリラックスしていれば、それは次第に起き始めます。
ご一緒した皆さん全員が、そのスイッチを持っていることが、とても素晴しかったです。

 

015

Yes its true, painting and self expression is a mirror.

I call it a liquid mirror because it is always changing, and so it is actually reflecting the process which is more real than getting too caught up with our personality.
The ego always wants to get in there with its self-importance or self-doubt, but in the whirl of expression and painting there are moments when we can be free of this old pattern.
When we can simply be in the truth of what is happening, not judging it or ourselves.
Remembering this takes trust, and trust takes a little time.

 

皆さんが感じている通り、ペインティングと自己表現は、鏡です。

私は、このことを「a liquid mirror (液体鏡)」と呼んでいます、なぜなら、それは、いつも変化するからであり、実際に私たちが人格にとらわれすぎている時よりもはるかリアルに、私たちそれぞれのプロセスを反射して見せてくれるからです。

私たちのエゴは、常に、自己重要感や自信喪失へと辿り着きたがりますが、私たちがその古いパターンから自由に放たれる瞬間が、自己表現とペインティングの回転の中に居る時にやってきます。
それはまた、シンプルに自分に起きていることの真実の中に在る時、ジャッジをせず、私たち自身で在る時にやってきます。
このことを覚えておくには、信頼が必要であり、その信頼することには少し時間が必要です。

 

Sidd Murray-Clark
シド・マリークラーク

(対訳 持田直子)

 

 

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    ご理解のほどよろしくお願いいたします。

     

    Sidd Murray-Clark (シド・マリークラーク) Profile

    Sidd Murray-Clark (シド・マリークラーク)
    Photo © Satoko Noguchi

     

    <アートの紹介>
    シドのアートは、自然と自己の内なる自然、その両者の関係の探求にあります。
    様々な媒体を使うことで、材料が絵のテーマやヴィジョンを上手く表現できる助けとします。
    彼にとってのクリエイティブなプロセスとは、探求と蒸留と言えます。
    このプロセスを通して、アイデアやイメージの本質を追及し、その真髄を表現することができます。
    シドの作品の中には、本質に至ることを目的とした削除を試みるために、抽象的な形に働きかけることがあります。
    このプロセスと自己の瞑想との間に、たくさんの類似点を彼は発見しています。

     

    profile<プロフィール>
    シドはスコットランドにあるエジンバラで生まれました。
    幼少期をシンガポールで過ごし、その後、教育のためにイギリスに戻りました。
    彼は舞台芸術デザインを学び、ロンドンのセントラルスクールオブアートで学位を受け、その後、ロンドン大学芸術学部の研究科を修了しました。

     

    <アーティストとしてのキャリア>
    ヨーロッパ、アメリカ、インド、アジアにおける個展
    企業や個人からの作品のコミッション

     

    <デザイナーとしてのキャリア>
    現代バレエと、クラシックバレーのプロダクションに参加 ヨーロッパ、インド)
    ランドスケープデザインとガーデンデザイン (インド、アメリカ)
    グラフィックデザインとイラストデザイン(アメリカ、イギリスの出版物)

     

    <講師経歴>
    セントラルスクールオブアートの講師
    アメリカ、ヨーロッパ、日本においてペインティングワークショップ開催

     

    http://www.siddart.com